ファッション

縫製工場のアウトレットが安価に買える「ZANDO」/SNSを駆使して知名度を上げる

カンボジア
Zando1
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有名なファストファッションが
最大80%オフで購入できる

Zando」はカンボジア国内の縫製工場から出たアウトレット品を取り扱うファッションショップだ。2019年現在、プノンペンに6店舗、シェムリアップに1店舗を構えている。人気の秘密は、H&MやZARA、FOREVER21といった有名なファストファッションの商品が購入できることだが、なによりも価格にある。シャツやカットソーなどは5ドル~10ドル(約550円~1,100円)、ワンピースは高価なものでも20ドル(約2,200円)程度。さらにバーゲンセールも適度に行い、クメール正月の3日間は、最大80%オフと割安なところがとても魅力的である。さらに店舗での販売に加え、オンラインショッピングも手掛けており、都市部の若者に人気だ。オンラインショッピングのメンバー登録には名前、電話番号、住所が必要だが、クレジットカードは利用できない。購入した商品の受け取りは代金引換の配達(有料)か、来店(無料)の2択である。

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海外旅行をする中間層の増加と
インフルエンサーがブランドの知名度を上げた

カンボジア国内の多くの縫製工場では、有名ファストファッションブランドの商品を縫製している。元々プノンペンのロシアンマーケットでは、工場流れのアウトレット商品が販売されており、在住外国人には人気のショッピングスポットであった。しかし、カンボジア人にとっては、国内未上陸のブランドは、名前も良さもわからないため、ただの「市場の服」という位置づけだった。しかし、所得の上昇にともない、海外旅行をする中間層が増えたことで、有名ブランドの認知が広がり、2010年頃には、暑い市場で売っていたアウトレット品を、エアコンの効いた店舗にて販売開始。富裕層や中間層が店に車を乗りつけて買いに来るようになった。広めの店内には、おしゃれなディスプレイよりも、商品数とディスカウントが大事とばかりに多くの商品が並ぶ。「Zando」のFacebookなどSNSを用いた活動と、高級ホテルで行うファッションショーといった目を引く販促が、カンボジアのファッションサイトに大きな変革をもたらしている。

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