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激辛からヘルシー志向へ/花胶入り美容系火鍋の行列店が続々オープン

中国
火鍋eye
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2019年の注目食材は
コラーゲンが豊富な「花胶」

2019年以降、上海市内には花胶入り火鍋の店が増加している。「豆撈坊胶原花胶火鍋」(市内7店舗)、「鳳鮮姐姐花胶鶏湯火鍋」(市内3店舗)など、店名に「花胶」が入った専門店が続々オープン。従来の人気店も花胶火鍋をメニューに加えている。花胶とは、イシモチ、シログチなどの海水魚の浮き袋を乾物にして戻したもので、キクラゲのような食感だ。味はないが、人体に吸収されやすいコラーゲンが豊富に含まれているとされ、美容効果に期待する女性に注目されている。火鍋に入れる場合は、骨つき鷄を煮込んだ白濁スープで食べるのが一般的。「花胶鶏火鍋」の総称で呼ばれ、きのこ類や海鮮などヘルシーな具材を追加する。

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激辛・フカヒレを敬遠する層が登場
火鍋ブームに変化の兆し

上海にはさまざまなジャンルの火鍋専門店があり、数年ごとに異なる火鍋のブームが来る(例:2018年より以前はウシガエル火鍋)。花胶を使った火鍋は、淡白なだしの味を楽しむヘルシーなもので、これまで流行ったものとはまったく違う。健康志向の人たちに激辛を敬遠する傾向が出てきたことと、近年の環境保護、動物保護の観点から、コラーゲンを豊富に含むフカヒレを食べない層が登場したことがブームの背景にあるとみられる。また、近年上海には、香港や広東省から進出する飲食店が増加しており、花胶料理の本場からやってきた店が増えたこともブームが加速した理由といえる。

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