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Grabが2つの新サービスを提供開始/GOJEKとの差別化を図る

インドネシア
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4時間から使えるレンタカーサービスと
5つ星ドライバーのみを手配するプレミアムサービスを開始

Grabインドネシアが2018年10月より新サービス「Sewa Grabcar」と「Grabcar Plus」の提供を開始した。Sewa Grabcarは、ジャカルタ及び周辺地域(JABODETABEK)限定の、最低4時間から使える時間貸しレンタカーサービスだ。通常の配車予約と同じように、アプリ上から手配ができ、レンタカーやタクシーチャーターよりも割安で利用することができる。Grabcar Plusはこれまでの配車手配サービスのプレミアムバージョンで、通常の配車サービスよりも3~4割高い料金を支払う代わりに、5つ星評価の優秀なドライバーのみを手配する。また、優先的に配車サービスを受けられるため、待ち時間が少なくなる。いずれも、Grabがメインターゲットとしている、質を求めるビジネスパーソン層での需要が高まっている。


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上位サービスをはじめることで
GOJEKとの差別化を図る

Spire research and Consultingが、インドネシア国内で40人のドライバーおよび280名の消費者を対象に行った調査によると、2018年後半はGrabの利用者がGOJEKの利用者を上回ったと報告されている。また、GrabとGOJEKの間ではここ数年価格競争が続き、デリバリーやその他の業態との提携も重複していることもあり、上位サービスにより差別化を図ったとみられている。特にSewa Grabcarの時間貸しレンタカーサービスについては、これまで配車アプリの欠点であった複数個所移動に対応していることもあり、今後都市部以外への展開も期待されている。

sewagrab