ファッション

サステナブルでエシカル/次世代ダウンとして注目の「リサイクルダウン」

韓国
naueye
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ペットボトル、布団などの廃棄物を
再利用した「リサイクルダウン」

2018年に動物の毛を非倫理的な方法で採取する映像がSNSで拡散されて以降、倫理的ダウン認証(Responsible Down Standard)を得たダウン、またはペットボトルやダウンジャケット、布団などの廃棄物を再利用した「リサイクルダウン」がサステナブルコンシャスファッションを先導する次世代のダウンとして、注目を集めている。特に人気なのが、韓国エコファッションを主導してきたアウトドアブランド「Black Yak」のリサイクルダウンジャケット(約40万ウォン/約36,000円)だ。ダウンに使用する羽毛は、79%が捨てられた布団や枕などから取ったものを使用している。世界的にも公認されたハンガリーの再生羽毛工場で厳格な洗浄、分類、消毒過程を経て再加工するなど、衛生、品質管理に重点を置いている。充填物の洗浄過程では温泉水を使用し、洗浄を終えた温泉水は浄水後にまた農業用水として使うため、工程自体もエコだと好評だ。「Black Yak」の姉妹ブランドである「nau」もリサイクルダウン(約40万ウォン/約36,000円。20万ウォン以下のものもある)を数年間販売しており、売上を伸ばしている。ブランドの全商品の7割にはリサイクルポリエステル、産業廃棄物、廃網などから作ったリサイクルナイロンを使用。今年はペットボトル83本を再利用したジャケットを発売して注目を集めた。

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自分の社会的信念・志向を
服を通して表現するミレニアル世代

ファッション産業は生産、流通、廃棄過程において環境破壊の主犯ともいわれ、この業界では持続可能性はトレンドを超え、もはや避けられない課題となっている。そこで、明確な持続可能性を具体化できている企業だけが消費者に選ばれるという状況になってきている。韓国でも、環境、ジェンダー、社会的責任などへの関心も高いミレニアル世代を中心に消費者の認識が高まり、倫理的商品が増加している。少々高くてもサステナブルなもの、倫理的な価値があるものであれば、それを身に着けることで自分を表現する。このような自分の社会的な信念、志向を明らかにする現象がSNSによって広く拡散し、消費に大きな影響を及ぼすようになったといえるだろう。

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