食・飲料

週末はDJが登場。スタイリッシュな日本酒バーが流行の兆し

マレーシア
居酒屋2
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若手中国系マレーシア人が経営する
現代的でおしゃれな日本酒バー

COVID-19禍にも関わらず、この数ヶ月で5店舗以上の日本酒バーがオープンしている。経営しているのは、現在マレーシア経済を盛り上げている30~40代の中国系マレーシア人だ。彼らが留学や旅行で得たヒントをもとに、現代的な日本食レストランや日本酒バーを考案。大衆酒場というよりはバーの要素が強いのが特徴的だ。「Nomi Tomo Sake Bar」は、日本酒バーにDJブースを置いて、週末はクラブのような雰囲気にしている。
近年、マレーシアの経済発展は著しく、全体的に所得も上昇しているため、中間層および富裕層が純米大吟醸のような高級酒を楽しむようになってきた。また、それにともない、ペアリングの料理の味も洗練されてきた。これまでは焼き鳥といえば、どこも強めの照り焼き味がしたが、最近は店舗によってこだわり、部位ごとに味付けや焼き加減を調整している。また、扱う日本酒の銘柄もこの1~2年で急増。「獺祭」や新政酒造の「No.6」 (2,058,233IDR/約15,000円)など、スッキリとした辛口が好まれている。

居酒屋1

 

LCC直航便と訪日ビザが不要になったことで
日本食・日本酒に触れる機会が増加

LCCが日本への直行便を就航したことと、2013年からマレーシア人の訪日旅行時のビザが不要になったことで、一気に訪日客が増加した。また、和食がユネスコ世界無形文化遺産に登録されたことで、和食に注目が集まり、その頃から日本酒も少しずつ人気が出始めた。さらに、訪日の際に体験した和食や日本酒に感動したマレーシア人が、Instagramで発信したことで、日本食・日本酒ブームに拍車をかけた。2019年からIWC(International Wine Challenge)の利酒師コンテストがマレーシアでも実施されるなど、日本酒の盛り上がりは続く見込みだ。
✳︎基本的に、イスラム国家のマレーシアではアルコールは制限されており、宗教上の理由で6割以上がお酒を飲まない。しかし、年齢を問わず海外経験が豊富な人や、富裕層のマレー人の中にはお忍びでお酒を楽しむ人もいる。