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日系飲食チェーンの進出が相次ぐフィリピン/新たな日本食トレンドは「モチ」&「ワギュウ」

フィリピン
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新たな日本食トレンドワードは
「モチ」&「ワギュウ」

マニラのレストランのメニューに日本語の「モチ(餅)」や「ワギュウ(和牛)」という言葉をよく見聞きするようになった。「スシ」や「テンプラ」、「ラーメン」や「トンカツ」などの日本料理の名前はすでにフィリピンで定着しているが、近年増えてきているのが「モチ」と「ワギュウ」だ。
モール内のアイスクリーム店などではモチアイスクリームが大人気で、マニラの中華街にある有名店「Eng Bee Tin」でも「Mochi」という名称の餅菓子を販売して人気を博している。
「ワギュウ」も同様で、従来は日本産、アメリカ産、オーストラリア産の和牛を輸入した正真正銘の和牛を提供する高級ステーキハウスやレストランが主に使っていたが、最近では大衆的な価格の日本食チェーン最大手「Tokyo Tokyo」が「ワギュウ・キューブ」というメニューを出すなど、普通の牛肉を使った料理にも「ワギュウ」という言葉を使用するようになってきている。

日系飲食チェーンの進出続々

アメリカのスーパーマーケット大手、Whole Foodsでもモチアイスクリームが人気を博しており、フィリピンでもモチアイスが認知度を上げてきている。さらに、訪日経験のあるフィリピン人も多いため、日本で体験したモチアイスクリームやワギュウを食べたいというニーズも高まっていると考えられる。
ラーメン、蕎麦、トンカツ、お好み焼きなどを提供する日系飲食店の進出が増えているフィリピンでは今後もさまざまな日本食が受け入れられ定着していくことが伺える。

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