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ドリンクホルダーの人気がさらに加速/素材や形のバリエーションも増加

台湾
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テイクアウトのドリンクを持ち運ぶ
ドリンクホルダーが若者を中心に人気

テイクアウト用のドリンクを袋に入れず携帯できる「ドリンクホルダー」の人気が加速している。2017年頃から持ち歩く人がいたが、2019年現在、学生や社会人女性がドリンクホルダーを手に持って歩く姿は日常茶飯事となった。学生街の日用雑貨店には、さまざまなデザインのものが並ぶ。価格は130元(約450円)ほど。学生にはキャラクターものや柄ものが人気で、社会人にはおしゃれな雑貨店が販売するデザインにこだわったタイプが人気である。素材は防水性の布を使用したものが多いが、帆布やゴムなど、さまざまなタイプが販売されている。最近では動物の形をしたものなど、バリエーションも増えてきている。

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「エコ=おしゃれ」の意識と日本の雑誌が
ドリンクホルダーブームを後押し

台湾では、日本よりもエコに関する制度をいち早く取り入れている。2018年1月1日には、ビニール袋の提供が禁止となり、2019年7月1日より飲食店内でのストローの提供が禁止となった。そのため、若者のエコに対する考えもかなり進歩的だ。自ら携帯用の箸を持つなど「エコ=おしゃれ」という考えが浸透している。
またドリンクホルダーの人気が加速した理由のひとつには、日本の雑誌の影響がある。台湾特集を組んだ日本の雑誌記事は「日本人から見た台湾」という視点で、必ずと言っていいほど台湾のネット上で話題となる。日本の女性誌が台湾特集を組み、そのなかでドリンクホルダーを紹介した事から、ネットを通して、ドリンクホルダーに着目する人が増えたといえるだろう。

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