エンターテインメント

eスポーツを国家スポーツへ認定/遊びからスポーツへ意識も変化

タイ
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急速に人気が広がるeスポーツ
一番人気はROV

世界的に盛り上がりを見せるeスポーツは、タイでも近年急速に人気が拡大している。シンガポールのオンラインゲーム企業Garena(ガリーナ)社によるマルチプレイヤーのオンラインゲーム「AoV(Arena of Valor タイでの呼び名はROV) 」が一番人気だ。RoVは、5人でチームを組み、5対5のヒーローで対戦するゲームだ。PCだけではなく、スマホで遊ぶこともできる。GarenaThailand社によると、RoVは大学対抗リーグやアマチュアリーグなど、プロリーグ以外にも数多くの大会が開催されている。2019年のプロリーグ「シーズン4」は、1位の賞金が600万バーツ(約2,555万円)、2位が200万バーツ(約718万円)と高額なため、注目が集まっている。視聴回数も2018年のシーズン1から1年ほどで2倍の5,500万回へ増加した。FacebookやTwitchからのストリーミングの視聴を楽しむ人も多く、ストリーミングで収入を得るPopeyeGamingBaowioといったストリーマーも増加している。女性ストリーマーも多く、職業としてストリーマーが認知されるようになってきた。Facebookはゲーム専用タブ「FacebookGaming」を2019年10月にタイで正式にスタート。ゲームストリーミングのコミュニティとしての機能が期待されている。

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観光・スポーツ省が
eスポーツの振興を表明

リサーチ機関NewZooの調査によると、タイのゲーム市場規模は世界19位、ゲームによる収益は6.67億ドルに上る。プレイヤー人口は1,800万人で、このうち67%がゲームのビデオコンテンツを見ているという。2017年、観光・スポーツ省はeスポーツをNationalSports(国家スポーツ)に認定し、eスポーツの振興を表明。2018年7月には、eスポーツ企業infofedが、商業施設「TheStreet(ザストリート)」内に「ThailandE-Sports Arena(タイeスポーツ競技場)」を建設し、民間や大学が協力してeスポーツプレイヤーの育成やゲームイベントを実施している。子どもがゲームに熱中することについて、ゲーム中毒になり勉強の時間が減る、などネガティブなイメージを持つ親世代も多いが、近年はeスポーツのゲームイベントに多額の賞金がかけられるほか、ストリーマーやゲームコーチなど新たな職業が生まれてきていることから、単なる遊びという認識からスポーツへと意識が変化してきている。

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