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初の国産車&二輪車「VINFAST」生産・販売開始/グループ企業のショッピングセンターでお披露目

ベトナム
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地場コングロマリットが手がける
ベトナム初の国産車&電動バイク

ベトナム初の国産車として、計画発表当初から話題を呼んでいた「VINFAST」。地場系コングロマリットのビングループ傘下となる自動車及び二輪車メーカーであるVINFASTだが、電動バイクに関しては2018年11月、自動車に先駆けて既に販売と運用がスタートしており、電動バイクは既にホーチミン市内を中心に走行している。価格は3,500万ドン(約16万7,000円)前後。
自動車は9月発売予定で、コンパクト・セダン・SUVの3タイプを展開すると発表している。コンパクトタイプで販売価格は4億2,300万ドン(約203万円)。他メーカーの同型車と差別化を図るため、当面は30%オフ前後となるプロモーション価格を設けるとみられる。また、VINFASTの親会社であるビングループが展開する主要都市のショッピングセンター「ビンコムセンター」「ビンコムプラザ」「ビンコムメガモール」「ビンコムモール」など、国内14店舗に特設のショースペースが設けられている(展示期間は未定)。販売開始を待ち望むベトナム人たちが興味深げに自動車や電動バイクをスマホで記念撮影している。

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中間層も購入しやすい価格帯の
国産車販売開始は間もなく

ベトナムでは中間層の拡大や生活水準の向上に伴い、より高いサービスや品質へのニーズが高まっている。また、自動車やバイクの需要は以前として高い。さらに、ベトナム人は一般的に愛国心が高く、国産車への関心も強い。これまで自動車は、価格の高さに加え、関税が100%ということで購入できる人が少なかった。しかし、GrabGO-VIETといった配車アプリの需要も高く、副業としてドライバーをする人も増え、新車購入の追い風になっている。発売予定の初国産車は関税がかからず、中間所得層の購入も増えるとみられる。
ビングループは不動産を皮切りに、ホテル、小売業、運輸と幅広い産業に参入。実績と信頼を積み上げており、ベトナム人からの支持もある。VINFASTに関してはベトナム国外での販売にも意欲を示している。

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