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外出制限で飲食デリバリーがトレンドに浮上/競争激化でサービスも充実

ベトナム
Food_Grab
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売上高は前年の2倍以上
新規参入も

飲食デリバリーサービスが好調だ。主な業者は、配車サービス最大手「Grab」のほか、インドネシア系ゴジェックによる「GoViet」、グルメサイト「Foody」を運営する地場系「NOW」などである。2020年1月17日~2月2日のGovietの飲食宅配数は約90万件に達し、売上高は前年の旧正月期に比べ2.2倍に上った。Grabは、感染防止のため、3月から非接触受け渡しサービスを開始。ドライバーがあらかじめ指定された場所に品物を置き、顧客の受け取りを2~3m離れた場所で見守るというものだ。
また、レシピシェアアプリ「Cooky」も「Foody」創設者から資金調達し、デリバリーサービスを開始するなど、新規参入も出てきた。昼食は会社に弁当持参する人も多く、夕食は自宅で家族で一緒に食べる傾向の高いベトナム人だが、多くの人が飲食デリバリーの利便性を実感できたことで、中食が1つの食事形態として定着する可能性が高い。

Food_Now

COVID-19により
利用回数・利用者層が拡大

2019年初めから始まった配車サービス各社による飲食デリバリーサービスは、配達料が2万VND(約90円)前後と安いことから、若者を中心に利用されていた。その後、COVID-19の流行による外出制限で、利用回数、利用者層ともに大幅に拡大。とあるGrabフード加盟店は、収入が加盟前と比べ300%増えたといい、Grabのドライバーも収入が平均で23%上がったという。利益は利用者にも還元されており、加盟店・配達会社はメニューやサービスの充実をはかったり、時にプロモーションを展開するなど、消費者にとってもいっそう使いやすくなっている。すべての人にメリットのあるデリバリーサービスは、今後ますます市場に定着するとみられる。

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