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乗り放題チケット、保険、LCC子会社化/アフターコロナに向けた航空会社の取り組み

ベトナム
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国内線乗り放題チケットの販売や
COVID-19保険の提供

航空業界は早くもCOVID-19収束後の顧客取り込みへと動き出し始めた。ジェットスターは、2020年4月14日から「パワー・パス」、バンブー航空は、4月17日から「バンブー・パス・アンリミテッド」といったベトナム国内線乗り放題のチケットを相次ぎ販売した。 「パワー・パス」は、6カ月有効のチケットが899万9,000VND(約41,000円)、12カ月有効のチケットが1,699万9,000VND(約78,000円)だ。「バンブー・パス・アンリミテッド」は、1ヶ月から12ヶ月まで有効な4種類のチケットがあり、価格は5,000万~4億2,000万VND(約21万~190万円)。ベトジェット航空は、乗り放題に加え、6月まで国内線に搭乗した全顧客に対し、COVID-19保険「スカイCOVIDケア」も提供している。一方ベトナムを代表するフラッグ・キャリアのベトナム航空は、カンタス航空と、ジェットスター・パシフィックの株式30%の無償譲渡について交渉を行っている。話がまとまればジェットスター・パシフィックは、ベトナム航空の100%子会社となり、ベトナム航空との相乗効果を期待できそうだ。

Travel_VJ

 

新規参入のカイトエア設立の前に
各社顧客の取り込みへ

COVID-19の感染者が4月22日以降ゼロと、他国と比べ早期に小康状態となったベトナムでは、3月16日から航空会社の国内線運航が認可された。運休期間の損失を取り戻そうと、いち早く動き乗り放題チケットを販売したのは、ビキニショーなど常に奇抜なアイデアを実行し、話題を提供するベトジェット航空であった。この流れにバンブー航空も続いた。破格の企画で話題を作り、一時期はほぼ途絶えてしまった国内線需要を刺激しようとの意図が感じられる。
これに対しベトナム航空は、ジェットスター・パシフィックを子会社化することで、価格競争で開けられた差を埋めつつ、路線拡大に臨もうとしている。COVID-19拡大の影響は、20年に新規参入するとしていたカイトエア設立見直しにも至っている。新規参入者が増え、競争が激化する前に、既存3社は顧客の取り込もうと手を尽くしている。

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