緑や黄色などカラフルなティラミスが登場
Z世代の間で人気のデザートに
2024年頃からカンボジア・プノンペンでティラミスブームが到来。レストランやカフェだけでなく、屋台でティラミスだけを売る店が並ぶほどとなった。ティラミスのブームは、イタリア料理と一緒にやってきたのではなく、昨今の抹茶ブームがどうやら火付け役のようだ。抹茶ティラミスから始まり、緑が出たと思ったら、黄色、ピンクなどカラフルなティラミスを作って、ジェラートやアイスクリームショップのように並べて販売するお店が出てきた。アイスに比べ溶けにくいという点から屋外でも販売ができるという利点も相まって、Z世代の間で人気のデザートになっている。 Z世代のヒアリングでは「作り方が簡単なので、お店というよりは個人が作ってストリートフード的に売っていることが多いです。リバーサイドに行くとティラミスを買うのが楽しみの一つです」と声が上がった。屋台の場合、ヘラのようなもので切り分けた一切れが2.5から3USドルで購入できるので、複数個買っていく人が多く見られる。
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週末にはリバーサイドエリアの
ティラミス店は若者で大盛況
2025年2月1日から、プノンペンの王宮近くのリバーサイドエリアが週末の夕方限定で歩行者天国となった。市内で遊べる場所があまりないことと、週末に地方の田舎に帰らない若者層をターゲットに飲食やクラフト品の販売や、ライブなどの催し物を行っている。歩行者天国が始まると周辺の駐車場や駐輪場はどこもいっぱいで、道路も隙間がないほどの人が歩いている状況だ。道路の両サイドには数え切れないほどの屋台が並んでおりデザートの屋台も多い。これまでの伝統的な甘味に加え、ティラミスの屋台も複数並ぶようになった。ティラミス店の前には若者の人だかりができるほどの人気となっている。




