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ボルタリングが都市部の富裕層に人気急上昇中

インド
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各都市に続々できる
室内ボルダリング施設

室内ボルダリングが大都市を中心に人気だ。 バンガロールでは、毎月の利用者数が、2013年の50人から平均250人に増え、デリーでは、インド登山連盟のクライミングジムに岩壁が建設された。南デリーの住宅地にある「Boulder Box」も、需要の高まりに応えて2019年に設立された。一時間700インドルピー(約1,080円)で利用することができる。リード登山(傾斜崖)、スピード登山(迅速に登山するための崖)、ボルダリング(人口の足場崖)のさまざまな用途に合わせた形態の壁が作られている。参加費が高額なため、まだまだ富裕層向けのスポーツだが、親子で教室に参加する人々も増えてきている。

ボルダリング2

新しい趣味として
また、マインドフルネス効果にも期待

ボルダリングは2020年の東京オリンピックの種目になるなど世界中から注目が集まっている。インドでは娯楽やスポーツ施設がまだまだ少ないため、富裕層やトレンドに敏感な人々にとって新たな趣味のスポーツとして魅力的である。また、現代は日々情報に忙殺され、忙しい毎日だからこそ、黙々と一人で向き合うボルダリングに、マインドフルネス的な効果も期待できるという声もある。

ボルダリング1