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K-POPの影響で「陶器肌」に憧れ?!/インドネシアのZ世代が選ぶ国産スキンケア事情 | TNCアジアトレンドラボ

美容・健康

K-POPの影響で「陶器肌」に憧れ?!/インドネシアのZ世代が選ぶ国産スキンケア事情

インドネシア
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スキンケアへの関心が高まるZ世代
安価で質の良いローカルブランドが人気

ここ1~2年ほどの間に、インドネシアでは特にZ世代を中心としてスキンケアに対する関心が高まっている。化粧をする必要のない素肌でキレイな肌に憧れを持っており、日焼け止めや美白、毛穴ケアなどを意識するようになっている。若者はSNSや口コミで情報を仕入れ、オンラインショップなどで1000円~2000円程度の価格帯の商品を購入することが多く、「From This Island」の「Papua Red Fruit Plumping Cream(259,000IDR、約2,335円)」や「Mangosteen Brightening Serum(195,000IDR、約1,760円)」などが安価で質の良いローカルブランドとして若者に人気。化粧水や洗顔などにおいては、自然由来の成分のものやあまり化学薬品を使用していないものを購入する傾向。成分についても知識があり、ヒアルロン酸やレチノールなど何に効果があるかを理解した上で購入している。オンラインでの購入以外では、ファーマシーや「miniso」などでも使用感などを実際に試している姿をよく見かける。お金をよりかけられる層では、ニキビ対策も含めエステに通うこともある。おやつを買う費用をスキンケアに利用することもあるほど重きを置いている。メイクアップにおいてはリップやチーク、アイシャドーやハイライトは使うが、それが映えるために素肌を美しく、整えるということが優先される傾向にある。

陶器のような白い肌へ憧れ持つ若者
オンラインでの情報収集も積極的に

このようなスキンケアに対する意識が高くなった背景には、K-POPアイドルの陶器のような白い肌へ憧れていることが要因となっている。インドネシアでは褐色の肌を持つ人が多く、スキンケア製品において美白を訴求する商品がKPOPが人気になる以前からもあった。インドネシア国内のインフルエンサーの影響の他、InstagramやTikTokなどのSNSやオンラインショップなどの比較動画といったスキンケア関連の情報収集も容易になり、これらの商品を実店舗だけでなくオンラインショップで気軽に購入できる点もスキンケア商品への関心が高まった要因の一つと考えられる。また、国産から海外製品の輸入品、購入しやすい価格帯の商品など選択肢も豊富になっている。特にSNSを中心としたビフォーアフターなどの視覚的に情報としてわかりやすい動画の影響力は高く、自然で美しい肌でいたいという願望を持つ若者は手の届く商品であれば試したいと考えている。