各自別々の場所で執り行われる
オンライン結婚式も
イスラム教の結婚式は、日本のように婚姻届を自分で役所に提出するのではなく、宗教指導者と証人の前で新郎新婦が言葉を唱え、保証金を確認し、結婚契約書を作成する儀式である。しかしCOVID-19以降、各々が別々の場所にいるオンライン結婚契約式が行われるようになった。新郎から新婦に渡される婚資もオンラインで送金する。そのほか、披露宴では、ドライブスルー型の式まで登場した。外に設置された雛壇に新郎新婦が座り、来客はその前を車でゆっくり通り過ぎ、軽くて挨拶する。その後、カウンターに置かれた引き出物をピックアップして帰ることができるというものだ。ロックダウン時には、禁止されていた結婚式だが、今後も模索する道が続きそうだ。