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5ヶ月で売上1万5,000個を突破。3人のマレーシア女性が開発した防犯アラーム

マレーシア
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オーストラリア系ベンチャーより発売
国際女性の日にキャンペーンも実施

オーストラリア系ベンチャーRPG Commerce は、2020年11月、3人のマレーシア女性が開発した防犯アラーム「ポケット・エンジェル」を発売し、5か月で1万5,000個を売り上げた(2021年3月時点)。ポケットエンジェルは、USBメモリほどの大きさで、キーリングでバッグやベルトに付けることができる。キャップを引き抜くと130デシベルの警報が鳴ると同時にライトが点滅する仕組みだ。ピンク、黄色、水色、白、黒の5色展開で、限定版もある。価格は49リンギ(約1,290円)で、オンラインで購入できる。
同社は3月8日の「国際女性の日」に #ChooseToSpeakUp(声に出そう)キャンペーンを実施。若い女性3人が、のぞきや性的いやがらせに遭った経験を語る動画が話題を呼び、2021年6月時点で14万回再生された。

 

かわいらしい名前と
明るい色調のデザインで人気に

マレーシアの調査会社YouGov Omnibus researchが発表した2019年のオンライン調査によると、マレーシア女性の36%が何らかの「性的いやがらせを受けた経験がある」と回答している。マレーシアは東南アジアでは比較的治安のいい国だが、性的暴行の発生件数は日本の約7倍(外務省、人口10万人当たり)である。また、若い女性は強盗やひったくりの標的にもされやすく、人気のない街路や夜道に不安をもっている。
既存の防犯アラームの価格帯は、10~28リンギ程度(約260~740円)。ポケット・エンジェルは高価格だが、日常的にひったくりが話題になる国情で、「安全はお金で買う感覚」があり、また、覚えやすい名前と明るいパステル調のデザインが女性たちの心をとらえたようだ。「強盗に遭う確率の高いショッピングモールの駐車場を歩くときにも安心」といった感想がユーザーから寄せられている。


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