小型グリルや電子レンジなどを搭載し、
フィンガーフードやドリンクなどを提供
マレーシアではフードトラックよりもエコフレンドリーでコンパクトな「フード電動バイク」が増加してる。電動バイクメーカーの「Eclimo」が提供する「ES-11」は、単体でRM 10,499 (約31万5000円)で販売されており、フードバイクに改造するとRM14,000 (約42万円)ほどになる。カスタマイズされたバイクには、グリルやストーブ、電子レンジなどが搭載されており、様々な場所で手軽に食事を調理できる。メニューはフードトラックよりも軽めのフィンガーフードやドリンク類が中心で注文後に淹れるフレッシュなコーヒーや、マレーシアの焼き鳥サテーなどが提供されている。オフィス街でよく見られ、仕事中にコーヒーが飲みたい人や小腹を満たしたい人に向けて販売している。
コンパクトで小さなスペースで始められ、
新たな個人ビジネスとして注目されている
路上の屋台や夜の市、ローカル食堂など、手軽な食事が楽しめる場所が数多く存在するマレーシア。フードトラックも人気だったが、2022年のコロナ禍のピーク時にフード電動バイクが増加し始めた。トラックよりもコンパクトで場所を選ばないことが、大きな要因となっている。フード電動バイクのビジネスは、個人ビジネスとして気軽に始められるため、副業を考えている人の間で、注目のビジネスモデルとなっている。
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