アジアフードトレンド

麻辣香鍋が根強く人気/ショッピングモールのフードコートに続々登場

ミャンマー
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2017年頃から始まった
麻辣香鍋ブームが根強く続く

ミャンマーでは麻辣香鍋(マーラーシャンゴン)が根強い人気を誇っている。もともとは四川料理であるが、2017年頃よりミャンマーで人気が高まり、麻辣香鍋のチェーン店や類似店が多くの場所で見られるようになった。
中でも人気が高いのが、「Spicy House」というチェーン店だ。ヤンゴン市内最大級のショッピングモール「ミャンマープラザ」内のフードコートにも店舗を構えており、休日は座る席がないほど混雑しており、人気の高さが伺える。


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「チン・ガン・サ」を好むミャンマーでは
辛い料理は好まれる傾向にある

もともと、ミャンマーでには、「酸っぱい・塩辛い・辛い」を表す、「チン・ガン・サ」という言葉があり、辛い食べ物が好まれる傾向がある。そのため韓国料理なども人気が高い。これまでは、鍋の店が流行っていたが、麻辣香鍋はそれ以上の勢いで店舗が増えている。
「Spicy House」は、現在ヤンゴン市内で6店舗を展開。若者が多く住むレーダンに1号店を構え、そこから人気が広がった。グラム単位で課金される仕組みをとっており、それぞれ100gあたり野菜は600チャット(約42円)、肉2,800チャット(約200円)、魚介類3,300チャット(約230円)である。食べる量にもよるが、だいたい1人あたり1食10,000チャット~15,000チャット(約700円~1,000円)程度である。

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