セブで新スポーツとして導入後
競技人口・コートが増加傾向に!
アメリカ発の新スポーツ「ピックルボール」が、フィリピンで急速に広がっている。2016年にセブで導入され、2017年には初のピックルボールクラブが誕生。フィリピンピックルボール連盟(PPF)によると、2020年時点でクラブは5つ・選手数は250人未満だったが、2025年にはクラブ数が220を超え、選手数も13,000人を突破、コート数も全国で約650に達するなど人気が拡大している。20×44フィートとテニスより小さなコートで行うため、ショッピングモール内に設置しやすい点が拡大の追い風となった。国内最大手のSMスーパーモールは需要増に応えて各地のモールにコートを増設し、セブ、レイテ、ダバオ市など全国の約半数のモールにコートが導入されている。1時間あたりの利用料は約500ペソ、ラケットは2500~5000ペソと比較的手頃で、レンタルも充実していることから、誰でも始めやすいスポーツとして定着した。
フィリピンの家族文化と親和性が高く
雨季を気にせず、室内で楽しめるスポーツ
ピックルボールはもともと、1965年に米ワシントン州で子ども向けに考案されたスポーツで、年齢に関係なく楽しむことができる。家族との時間を大切にするフィリピンの家族文化と相性が良かったことで、フィリピンで受け入れられた。加えて、室内でプレーできるため雨季でも気軽に遊べ、さらにモールという身近な場所で楽しめる点が若者の参加を後押ししている。コロナ禍による活動制限期に「接触せずに遊べるスポーツ」「家族で唯一できるスポーツ」として受け入れられ、パンデミック後もそのまま人気が継続した。





