食・飲料

手軽にテイクアウトできるヘルシーな「ラップフード」/ビジネスパーソンの食事情にマッチ

シンガポール
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概要

多文化・多民族国家のシンガポールでは、地元料理以外にもバラエティ豊かな外国料理や最新の食文化を楽しむことができる。そのような中、好みの具材を選び、クレープのような薄い皮でラップする(包む)ファストフード、「ラップフード」が若いサラリーマンやOLの間で人気となっている。様々なタイプの店が国内で展開しており、店内に飲食スペースがある店だけでなく、Salads and WrapsSimply Wrappsなどの、テイクアウト専門の小規模店舗もシェアを伸ばしている。20cmほどの大きさで食べ応えのあるラップが、1つ10SGD(約850円)前後で販売されており、ランチ時にはラップフードを求めて行列ができる。

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画像出典元:Simply Wrapps

 

流行の理由

昨今の健康志向から、忙しいオフィスワーカーを中心に、ランチにテイクアウトのサラダを食べる人が増えている。しかし、会社のデスクでサラダを食べるには、ある程度スペースが必要で、デスク周りを汚してしまうため、中身がこぼれにくく、野菜をたくさん食べられるラップフードが「便利でヘルシー」な食事として人気を集めている。ランチ時だけでなく、遅めの夕食までの間食として購入する人も多く、忙しいビジネスパーソンに広く受け入れられている。また、ハラル認証を獲得している、It’s A Wrapや、インドのチャパティやロティでラップするインディアンスタイルの店、ROTI- Alka‘s Kitchenなど、様々なタイプのラップフード店も人気となっている。

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画像出典元:ROTI- Alka‘s Kitchen Facebookページ

冒頭メイン画像出典元:Simply Wrapps