食・飲料

タイティー専門店が続々登場!なめらかなフローズンドリンク“スラーピータイティー”

タイ
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なめらかなテクスチャーで飲みやすく、
甘さ控えめなスラーピーが美味しいと好評

近年、タイ・バンコクではタイティー専門店の出店が目立っている。アイスタイティーのほか、スラーピー(Slurpee)と呼ばれるフローズンドリンクのタイティーが人気だ。2023年3月に出店した「Chongdee Teahouse」は、タイ南部ソンクラー県ハートヤイ発で、南部でよく飲まれるセイロンティーがシグネチャーメニューとなっている。セイロンティーの「Signature Tea」のほか、セイロンティーとタイティーのブレンド「Signature Tea × Thai Tea」がメイン商品。いずれのタイティーもアイス(85~95バーツ)とスラーピー(95~105バーツ)があり、大型ショッピングモールに出店時には長い行列ができるほどの人気で、2024年6月現在、店舗数は5店舗まで拡大している。同様に2023年3月に出店した「Everyday Thai Tea」では、アイスタイティー「Signature CHA YEN」(70バーツ)のほか、スラーピータイティー「SLURPEE CHA YEN」(80バーツ)があり、トッピングにタピオカ(10バーツ)を追加可能だ。ポップなオレンジ色の外装とイラストが特徴的で、多い時は1店舗で1,000杯/日を売り上げたという。スラーピーマシンで作られるスラーピータイティーは、氷を加えてミキサーにかけるスムージーに比べ、なめらかなテクスチャーで飲みやすい。いずれも甘さ控えめで、香りが良く、まろやかで美味しいと評判だ。

タイティー専門店の火付け役「Karun」
独自に茶葉をブレンド、香り高いタイティーを提供

数年前までタイティーといえば、オレンジ色の非常に甘いミルクティーが一般的だった。2020年のコロナ禍に登場したタイティー専門店「Karun」が、その状況に変化をもたらした。「Karun」は独自に茶葉をブレンドして香り高いタイティーを提供し、甘さも数段階から選ぶことができる。コーヒーがトレンドとなりおしゃれなカフェが増える中、コーヒーが苦手という人も少なくない。「Karun」は、本当に美味しいタイティーを提供する専門店としてタイティー派から歓迎され、タイティー専門店の火付け役となった。出店当初からタイティーのスラーピーメニュー「Blended Karun Thai Tea」(スモールサイズ12oz、100バーツ)を販売している。また、タイでは以前からコンビニ・セブンイレブンのセルフドリンクコーナーにスラーピーマシンがあり、子どもや若者を中心に人気だ。