朝食代わりにコールドプレスジュースを
目的別サブスクリプションサービスも開始
ハノイやホーチミンの都市部を中心に、「コールドプレス」のジュースを販売するスタンドやサービスが増えている。果物や野菜本来がもつ栄養や成分を壊さずに摂取できるとあって、バイクでジューススタンドへ乗り付けて、朝食代わりに買っていく女性客の姿も多い。ホーチミンのジューススタンドOriでは、350ml程度で20,000ドン(約100円)。コールドプレスジュースは、保存料や人工甘味料、添加物を使っていないこともあり、冷蔵で販売されている。
目的を「美容」、「ダイエット」、「デトックス」と分けて、一定期間飲むサブスクリプション型のサービスもある。「Fraîcheur Cold Pressed Juice」では1日4種類(500ml×4本)の7日間コースで1200,000ドン(約6,000円)。
糖分摂取に不安を抱く人たちが
コールドプレスジュースを支持
ベトナムのフルーツジュースと言えば、粗搾りやミキサーで作る「ヌック・エプ」や練乳を入れた「シン・トー」が一般的だ。しかし、糖分の摂取や添加物が加えられた既存のドリンクに不安を抱く人たちが増えてきている。また、SNSなどで欧米のトレンドを目にする機会が増え、影響を受けた人たちが健康習慣やライフスタイルの一つとしてコールドプレスジュースを受け入れている。