教育熱心な親が
普及を推し進める
ベトナムにおける2020年のEラーニング成長率は、44.3%で、マレーシアの39.4%を超える予測だ。ベトナムでは、1クラスの人数が40人前後と、教師の負担が大きい。一方、親は共働きで忙しいが、教育熱心で校外学習の要求も高い。そのためCOVID-19後も教師の負担を減らし、手軽に家庭学習ができるEラーニングを活用したいという声が大きくなった。E-ラーニングサービスは、通信会社Viettelの「Viettel Study」、「Topica」、「Hocmai」などローカル系が強い。
社会的隔離措置時に全国の2万6,000校が利用した「Viettel Study」では、元または現役の教師が教科書に沿って講義する動画を配信するほか質問投稿、グループチャット、ゲーム形式の小テストなどが用意されている。