エコロジー

SDGsビジネスが活発になるベトナムの都市部ではハイセンスなリフィル専門ショップが人気!

ベトナム
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豊富な種類のサステナブル製品を取り扱う
リフィル専門ショップが人気

2017年から政府が本格的にSDGsへの取り組みを始めたベトナムでは、環境問題に配慮したサステナブルな製品や活動が増加している。天然素材を原料に使ったリフィル(詰め替え)専門のショップが、ベトナム人の若手起業家によって誕生して、注目を集めている。「Lai Day REFILL STATION」は2018年に創業し、2022年11月時点でホーチミン市に3店舗を展開。ベトナム産の高品質でハイセンスなサスティナブル生活雑貨店として、ボディソープ、シャンプー、コンディショナー、台所や洗濯用の洗剤など、幅広くリフィルで販売している。そのほか、再利用可能な蜜蝋エコラップ(3枚19万5,000ドン、約1,100円)など、種類豊富なサステナブルなアイテムを取り揃えている。環境意識の高い層だけでなく、高品質と洗練されたイメージによって、トレンドに敏感な層にも受け入れられている。

政府による取り組みから高まる環境意識
サステナブルな日常生活品を求める傾向に

ベトナム政府は2003年に8つのミレニアム開発目標(MDGs)を策定。2017年にはベトナム政府と国連が、SDGsと社会経済開発を考慮したOSP(One Strategic Plan)を掲げた。そのような取り組みもあり、ホーチミンなどの都市部では、サステナブルな製品開発や、若手起業家によるSDGs関連事業が活発になっていると考えらえる。それに伴い、消費者の間でも環境に対する意識が高まりつつあり、日常で使う生活用品に、環境に配慮したものを求めるようになってきている。