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時間貸しアトリエで手軽に趣味の時間を/クラフト教室の人気が高まる

シンガポール
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シゴトタビ

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道具が揃ったアトリエで
気軽に趣味の時間を持つ

近年、シンガポールではクラフト教室へ通う人が増えている。陶芸、ジュエリーなどさまざまなジャンルが見られるが、特に絵画は、時間貸しのアトリエや、アトリエスペース併設のカフェが都心部で複数営業するなど、人気の高さが伺える。いずれもアトリエ内に道具が一式揃っており、気軽に立ち寄ることができる。
ホテルのラウンジのような内装でグルメティーが味わえる「Arteastiq」は、アトリエ使用が3時間フリードリンク付きで、48シンガポールドル(約3,800円)、韓国系の「Cafe de Paris」は、女性好みの優しい色合いの内装にインスタ映えするメニューのカフェで、アトリエ使用は3時間で55シンガポールドル(約4,400円)。それぞれ割引プロモーションを実施したり、絵画教室を開いたりと、集客の工夫も見られる。

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学力向上のため学校教育では
手を動かす授業が少なかった

1965年、マレーシアから分離するかたちで独立したシンガポールは、天然資源のない小さな国土に当時の人口のほとんどが単純労働者という状況であった。政府は「人が資源」と捉え、建国以来、国を挙げ教育に力を入れる政策を実施し、インテリ層の育成に尽くした。努力が実り、各国生徒の学習到達度を評価するOECDのPISA調査で2015年に、科学的リテラシー、読解力、数学的リテラシーの3分野すべてで1位を獲得した。しかし、経済発展や学力向上にばかり目を向け、趣味に乏しい日々を過ごしてきたことに気づき始め、手を動かす実技の少なかった学校教育を受けた人々の間で、静かなクラフトのブームが起きているようだ。

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