食・飲料

クラフトビールはブームから定着/大手コンビニが手がけるPBクラフトビールが続々

韓国
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クラフトビールブームから
コンビニの
PBクラフトビールも登場

世界的なクラフトビールブームが続いており、韓国でもそれは同様だ。各コンビニチェーンでも、HITECASSなどの韓国で広く飲まれている一般的なビール(価格は500mlで2,500ウォン/約250円前後)以外に、クラフトビールの取り扱いを開始している。コンビニでのクラフトビールの売上比はまだそこまで高くはないが、クラフトビールを求める顧客が増えていることが伺える。
さらに、コンビニオリジナルのPBクラフトビールも登場。コンビニ大手・GS25では、PBクラフトビール「クァンファムン(光化門)」を発売。同商品は発売開始1ヵ月でGS25のクラフトビール売上1位を記録した。同じくコンビニ大手・CUでも4種のPBクラフトビールを展開。セブンイレブンも、PBブランドのプレミアムクラフトビール「ヘンボッチュンジョン(幸福充電)」を発売。エール系のビールでアルコール度数が5.5%。多量のホップを使い、濃い味と風味が良く、柔らかい泡と特有の渋みが後に感じられると高評価を得ている。価格は3,500~4,500ウォン(約350~450円)前後。

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酒税法改定により
一般流通でもクラフトビール販売がOKに

コンビニがクラフトビール製造・販売に乗り出したのは、クラフトビールブームでさまざまなビールの味に触れ、味と香りの多様なビールを求める需要に応えるため。最近は普通のビールじゃ物足りない、飲食店ではもちろん、家でも多様なビールを楽しむ人が増えている。さらに、2018年4月から酒税法が改定され、一般の流通業者もクラフトビールの販売が可能となり、クラフトビールの流通網が拡大したこともクラフトビールの消費拡大に寄与している。
韓国クラフトビール協会によると、国内クラフトビール市場規模は2016年200億ウォン(約20億円)から、2017年350~400億(約35~40億円)に増加。業界では10年後には2兆ウォン(約2,000億円)規模に成長すると見込んでいる。コンビニ各社においても、GS25は2018年6月クラフトビールの売上が2017年同時期に比べ189.6%増加。セブンイレブンも107.1%増加しており、一般生活者にクラフトビールが浸透していることが伺える。

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