人気の映画館「Star Cineplex」では
日本で人気の新作アニメ映画を上映
世界中で人気の日本のアニメは、バングラデシュにおいても10年以上前から人気が高い。パンデミックの影響で自宅で過ごす時間が増えたことにより、動画配信大手「ネットフリックス」の登録者の増加などにより、日本のアニメが若者中心に更なる流行を博している。ダッカで人気の映画館「Star Cineplex」においては、『「鬼滅の刃」無限列車編』、『呪術廻戦 0』、『ONE PIECE FILM RED』等が日本で放映された約1か月後に放映され、日本と変わらない速さでアニメを楽しむことができるようになってきている。さらにダッカを中心としてショッピングセンターやイベントホールにて、コスプレイベントが開催され、見るだけでなく、キャラクターになりきったり、同人誌を作成する文化が近年発展してきている。
大手メディアやFacebookグループなどで
アニメに関する情報を収集する若者
バングラデシュの英字新聞で売り上げナンバーワンの「The Daily Star」では、毎週のように日本のアニメに関する記事が紹介されている。新しいアニメの紹介記事や考察記事の他、イベントの紹介まで充実した内容となっており、アニメ人気の高さがうかがえる。
ダッカにある私立大学に通うトファゼル君は大のアニメファンとのことで、アニメに関する取材をすると「鬼滅の刃、スパイファミリー、ブルーロック、進撃の巨人」など様々なジャンルのアニメについて回答してくれた。また、「ネットフリックス」でアニメを見ることが多く、Facebookのアニメファンのグループを活用し、新しいアニメに関する情報を収集している。コミックを読む文化はまだ浸透していないが、コミックにも挑戦してみたいとのことで、バングラデシュ・ダッカにおいてもアニメ文化は広がりを見せている。
