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日本の昭和をリスペクトした中国産ゲーム「昭和米国物語」が登場!

中国
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アメリカと日本の昭和を融合した
アクションRPGに注目が集まる

「昭和66年、日本がアメリカを植民地化し、日本の昭和文化が根付いたアメリカにゾンビが…」という奇想天外なストーリーの、鈍器や銃でゾンビと戦うアクションRPG「昭和米国物語」が注目されている。2022年中のリリース(PC/PlayStation 4/PlayStation 5)が予定されており、発売時期は未定だが、1月7日にトレーラー映像が公開されると、アメリカと日本の昭和を融合させた街並みなどが登場し話題になっている。ゲームを制作したデベロッパー「NEXCOM」はこのゲームについて、「日本の80年代ポップカルチャーへの熱烈なラブレター」と語っている。リリース前にも関わらず、微博では昭和米国物語に関連する情報が4,000万回以上閲覧され、ゲーム関連以外のメディアでも「2022年のゲーム界を席巻する一作になるだろう」などと大きく報じられている。

 

Z世代の間で広がりを見せる
日本の昭和カルチャー

中国の文青(文系サブカル好きのZ世代)の間で、2020年ごろから昭和カルチャーがブームになっている。きっかけはシティポップとバイナルのトレンドで、国内にいながら海外気分を楽しめる、電子音楽よりチルな雰囲気を味わえると人気になっていった。2022年に入ると、文青以外の一般的なZ世代にも、昭和カルチャーの人気が広がっている。上海市内の「nico and…」で水森亜土コラボとしてクッションやビニール傘など雑貨の販売や、ブックフェアで江口寿史・吾妻ひでお・まつもと泉などの古本が高値で取引、昭和フリマ(昭和っぽい古着や雑貨、アイドルグッズなどを販売)など、上海市内のいたるところで昭和に関するものを目にするようになった。中国のZ世代と日本の昭和世代は時代の感覚が似ており(バブル、独自カルチャー黎明期)、それらが彼らにとってこれまで見たことがない新鮮なデザインであること、アナログ回帰なども追い風になっている。親の世代も日本の昭和カルチャーに親しんでいた世代でもあり(山口百恵、荒木由美子、高倉健など)、親子で懐かしさの共有もできる。

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