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外出したくない人々の間で食料品購入代行サービスが人気

インドネシア
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オンラインで注文すると
スタッフが買い物を代行

外出したくない消費者の間で、食料品購入代行サービスの人気が伸びている。代表的なのは、買い物代行サービスとして発展してきた「Happy Fresh」だ。Happy Freshは、多くのスーパーマーケットと連携しており、オンラインで注文すれば、スタッフが代わりに購入して自宅まで届けてくれる。COVID-19の影響で、急激に利用者が増えており、キャパシティ不足の声も一部消費者からは上がっているようだ。 多数のバイクドライバーを抱えるGrabは、Happy Freshと協業の形で「Grab Fresh」を運営。Happy Freshと同様のサービスを提供している。また、オンラインスーパー「Tani Hub」は、「地元の生産者」と「消費者」を直接つなぐ方針を取っている。サイトやアプリを通じ、小ロットであっても果物や野菜、お米やハーブなどを注文すると、Tani Hubのスタッフが農家から預かった商品を直接自宅まで届けてくれる。

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コロナ禍で生まれた
生産者と消費者が直接つながるサービス

インドネシアでは、GOJEKやGrabといったバイクを使った配車サービスが発展しており、バイクを活用したさまざまなサービスがここ数年で発展し続けていた。Grab Freshも既存のサービスではあるが、COVID-19で極端に外出を控えている人々もいるため、人気が急激に高まった。 また、発展途上にあるインドネシアでは、一次産業に従事している人たちがまだまだ多く存在する。彼らの多くは、中間業者や大手企業を顧客としていたが、十分な利益を得られていたとは限らない。そのため、オンラインを通して、直接消費者へ販売できることは一次産業従事者にとって大きなチャンスとなる。コロナ禍を通して、生産者と消費者が直接つながるサービスが広まることで、今後もサービスの一つとして残る可能性は高いであろう。


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