エンターテインメント

マレーシア独自の怪談にインスピレーションを受けたホラーゲームが話題

マレーシア
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マレーシア独自の伝統的怪談を基にした
ホーラゲームが国内外で注目

マレーシア独自の伝統的怪談をもとにしたマレーシアンホラーが、紙媒体からマルチメディアへと進化している。ホラーをテーマにしたゲームも数々開発され、注目を集めている。特に話題になっているのが、ペーパークラフト風の紙人形劇ホラーのアドベンチャーゲーム「Paper Ghost Stories」や、1987年代のマレーシア都市イポーを舞台にした「Yan」の体験版だ。これらのゲームは実際の地域名や道路名を使用し、臨場感と親近感を高めている。また、これらのゲームは国内外でも注目されており、マレーシアのホラー文化を世界に発信する新しい手段として期待されている。

宗教とアニミズムが融合し、独自の
文化的世界観を形成するマレーシア

マレーシアでは、イスラム教が広まる以前から自然現象や祖先崇拝を基にしたアニミズムが根付いていた。その後、イスラム教をはじめとする宗教とアニミズムが融合し、独自の文化的世界観を形成している。この影響は日常生活にも色濃く残っており、「不思議なことが起きる」「自然の中では精霊を邪魔してはいけない」などといった考えが人々の間で共有されている。現代でも、儀式や文化的慣習として残っている。このようなことが、マレーシア独自の怪談やホラー文化を豊かにしている。