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チャンギ国際空港の大型商業施設「Jewel」が開業5周年で大盛況

シンガポール
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5周年記念イベントに加え、新店舗も注目
ロイヤルホストがシンガポール初進出

シンガポールのチャンギ国際空港にある大型商業施設「Jewel Changi Airport(ジュエル)」が開業5周年を迎え、2024年5月24日から8月11日まで記念イベント「What A Feelin5」を開催した。なかでも注目を集めたのが「Jewel Blooms」という花をテーマにした展示。シンガポールのガーデンデザイナーのアンディ・エング氏と日本のフラワーアーティスト、篠崎恵美氏のコラボレーションが話題となり、多くの来場者が訪れた。同時期に館内にオープンした新店舗も注目を集めている。シンガポール発の人気ファッションブランド「Charles & Keith」は、初の旗艦店をオープンし、靴やバッグを手頃な価格で販売。また、日本食人気を背景に「ロイヤルホスト」が初の海外直営店を出店。ブラウンバターソースのハンバーグ(29.8シンガポールドル、約3,445円)や、オニオングラタンスープ(7.8シンガポールドル、約902円)、オムライス(26.8シンガポールドル、約3,100円)など、同店の定番の洋食メニューが提供され、ローカル客や観光客でにぎわっている。

世界有数のハブ空港として
年間利用者数は約5,890万人

チャンギ国際空港は「World Airport Award」で12年連続「世界一快適な空港」に輝いてきたが、2024年にはカタールのハマド国際空港にその座を譲った。それでもなお、年間利用者数約5,890万人を誇る世界有数のハブ空港であり、その快適さと魅力は健在だ。ジュエル5周年記念イベントの一環として、世界一高い室内滝「レイン・ボルテックス」の舞台裏を見学できるバックヤードツアー「In the Eye of the Jewel Rain Vortex」が開催され、応募枠はすぐに埋まるほどの人気だった。また、ライト&ミュージックショーなど、さまざまなイベントが来場者を楽しませた。空港内には約400店舗があり、ショッピングや食事だけでなく、スパやマッサージ、プールなどのアトラクションも充実。空港全域に電源付きチェアや無料Wi-Fiが整備されており、ビジネスマンにとってもストレスフリーの環境が整っている。