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ペットブームが続く台湾で飼い猫の身分証カードが人気!地下鉄乗車カードタイプなどバリエーションも豊富

台湾
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飼い猫の身分証にまつわるエピソードが
SNSで話題となり、一躍トレンドに

猫用ペット用品を販売している「貓奴人森(マオヌーレンシェン)」による、猫専用の身分証「非人類身分證(フェイレンレイシェンフェンジェン)」が大ヒットしている台湾。地下鉄乗車カードとして使えるタイプや猫の首輪に取り付けるタイプなどがある。飼い猫の画像を公式ウェブサイトに送り、出生地や特技、両親の名前などを記入し、人が利用している身分証のようなカードが作れるとインターネット上で人気。価格はタイプによって150〜500元(日本円700〜2300円)。作った自分だけのカードをSNS上で投稿する人が多く、実際に地下鉄で使用しようとして、駅員に驚かれるエピソードが話題になったりと、あっという間にブームとなった。その後、他のメーカーでも様々なタイプを販売するようになった。飼い猫の迷子防止の為に首輪に取り付ける人も多いが、猫が外を徘徊しているうちに取れてしまい紛失したという声もある。現在ペットブームの台湾では、飼い猫やその他のペット関連のアイデア商品が人気になることが予想される。

ペットは家族の一員と認識
今後も続くことが予想されるペットブーム

行政院農業委員會の統計によると、2021年の台湾での飼育猫数は87万810匹と、10年前の統計から1.88倍に増えており、コロナ禍の影響も受け、台湾では猫ブームとなっている。また、インターネット上などでペットの事を毛の生えた子供を意味する「毛小孩(マオシャオハイ)」と呼ぶ人も多く、ペットは家族の一員という認識がある。また昨今台湾では地下鉄乗車カードの「悠遊卡(ヨーヨーカー)」の企業やアニメ等のキャラクターコラボが流行っており、話題の商品は予約の時点で即完売し、高額で転売される事も。バリエーションも増えかなりの飽和状態になっており、自分の飼い猫の写真を使用する事で世界にひとつだけの「悠遊卡」が作れるという満足度からも一気に話題となったことが考えられる。