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日本発祥「塩パン」がタイでブームに/SNSで「海外トレンドフード」の人気が広がる

タイ
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日本発祥の塩パンがバンコクを中心にブーム
多くのベーカリーショップでも販売

海外で話題になったトレンドフードがSNSを経由して人気となる傾向が強いタイで、2025年の代表的なトレンドは日本発祥の塩パンだ。シンプルな味わいと食べやすさが好まれ、2024年後半からバンコクを中心にブームが拡大した。バンコク郊外のベーカリーショップの「LoafyCo Bakery House」では連日行列ができ、1日で1,000個を売り上げたこともある。基本のは Shio Pan(65バーツ)のほか、塩パンにイチゴとクリームを挟んだShio Strawberry(160バーツ)などバリエーションも豊富だ。「WABI’S」や「Foobreca」など塩パンを看板にする店が人気を集め、2025年後半には多くのベーカリーショップで塩パンが販売されるようになった。塩パンはタイ語でも「Shio Pan」と呼ばれ、「日本のパン」として認識されている。

タイ人の味覚にローカライズした
海外発トレンドフードが人気

塩パンブームの背景には、2024年頃から韓国・ソウルの行列店「Jayeondo Sogeumppang」に関する投稿がタイで拡散したことがある。近年タイで話題となるスイーツやベーカリーは、海外で流行したものがSNSを通じて若者の間で急速に広まり、タイ人の味覚に合うよう甘さやサイズ感を調整して提供されるケースが多い。数年前から人気の、派手な見た目でインスタ映えするアメリカ式の大きなソフトクッキーや、2024年に世界的に話題となったドバイチョコレートなども同様にローカライズされている。「SNSで見たあのスイーツが食べられる」という期待感が人気を後押しし、欧米や日本、韓国、中国など旅行先のトレンドフードが、タイ国内で再現される傾向が強まっている。