美容・健康

コロナ禍を経て健康や環境に対する意識が向上している中、オーガニック志向の国産化粧品が拡大!

ベトナム
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ベトナム産の原料にこだわった
国産のスキンケアブランドが人気

ベトナムにおいて国産のスキンケア製品のバリエーションが増加し、若年層の女性を中心に注目を集めている。ホーチミン発「Cocoon」は、ベトナム産の原材料を柱に独自性のあるプロダクトを展開。コーヒーやヘチマ、ココナッツなど馴染み深い素材の成分を多用している。ターメリック配合の洗顔フォーム(17万5,000ドン、約984円)をはじめとした、基礎化粧品に定評がある。さらに動物実験反対や環境保護への活動も積極的で、商品への注目度とブランドイメージの向上につながっている。「Cocoon」のほか、「Decumar」や「Cỏ mềm」など、国産で自然派原料をアピールしたブランドの人気が上昇している。海外ブランドのスキンケア用品と比べ、半額程度と手に取りやすい価格帯であることも、若年層から支持されている理由になっている。

コロナ禍によって健康意識が向上したことから
自然に配慮した国内製品を求める傾向に

ベトナムの女性は国産の化粧品よりも、海外のブランドを好む傾向があり、中でも日本と韓国のコスメの人気が高い。その一方で、コロナ禍を経て、国内旅行が再注目されたり、海外渡航が難しいなかで、2021年から2022年にかけてベトナムの地方の文化や古来の伝統薬草やフルーツに着目した商品やサービスに関心が高まっている。心身の健康や免疫への配慮から、着色料・保存料などの添加物の健康への影響を懸念する意識が向上してきた。その結果、日々の暮らしに馴染み深い原材料を使い、自然に配慮し、国内で作られた製品を意識的に使うといった傾向も高まったとみられる。こうした事情が相まって、都市部の中間層を中心にベトナムのオーガニック志向が高まり、化粧品業界にも新しいトレンドが波及しつつある。