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「郊外・小中規模・密回避」のトレイルランがブームに

中国
トレイルラン1
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北京市北西・北東部でのトレイルランが
ランニング愛好者に人気

2020年秋以降、北京市郊外で開催される50~200人程度の小中規模トレイルランレースが、ランニング愛好者の間で人気となっている。参加者はミニアプリで申し込みをし 、運営委員会が登録手続を行う。レースの準備や当日の給水、救急活動は地元の村民が引き受けるという仕組みが確立されている。参加費は、150~500元(約2,500円~約8,400円程度)で、レースの必要経費やTシャツやメダル等の記念品代を差し引いた金額が、地元の共済費に充てられ、旧正月や日本のお彼岸にあたる清明節などの伝統的な集会で使われている。
現地のトレンドウォッチャーが、 2020年秋以降に北京市から車で1~2時間の郊外で行われたトレイルランレースに数回参加した。全てのレースで密を避けるため、時間差スタート方式がとられていた。スタート地点で登録番号が記憶されたリストバンドを渡され、スタート、中間地点、ゴールでスタンバイしているボランティアにリストバンドをスキャンしてもらい、全参加者のレース時間が運営委員会のミニアプリにデータ化される仕組みになっている。レース結果は翌日スマートフォンに届き、自分のタイムや順位が確認できる。

トレイルラン2

トレイルランの参加者は
200人以下に限定

北京では2010年以降、大気汚染が深刻な問題となり、屋外運動が制限されることもあった。しかし市内から1~2時間離れた郊外は、比較的空気の状況が良かったこともあり、北京在住の外国人を中心に、マラソンなどスポーツをする文化が生まれてきた。COVID-19によって、2020年春以降のマラソンやトライアスロンが全国的に中止となり、競技者達が小中規模のトレイルランに目を向けた。そして2020年10月の紅葉時期を機に、トレイルラン人気に火がついた。トレイルランはソーシャルディスタンスを確保しやすく、参加者が200人以下に限定されているので、COVID-19感染を危惧する一般市民からも好意的に受け入れられている。

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