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アグリツーリズムに熱視線/田畑のシェアアプリの開発進む

インド
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都市部で家庭菜園を始める人が増加
関連サービスの開発も進む

富裕層・中間層が、スーパーで売られる野菜が本当に安全なものか不安視する声を上げ始め、2016年頃より、都市部で多くの人々が自宅の屋上やベランダで家庭菜園を始めた。また、若いエンジニアたちはアグリテックのスタートアップに着手し始めた。「オーガニック栽培のススメ」や「UrbanVeggieGarden」のような、情報提供をするサイト・アプリも増えてきている。趣味で始めた家庭菜園にのめり込み始めた人々のために、全国で農家の手が離れた田畑をレンタルできるサービスやアプリも開発されている。

アグリテック

双方にメリットのある
レンタルファーム

食に興味を持つ人が増え、トレーサビリティやオーガニック、エコというキーワードはインドでも浸透し始めている。また、休日に都会から離れ、自然の中で過ごしたいと思う人も増えている。
レンタルファームを運営する企業は、仕事があり、頻繁に畑へ来られない人のために、その土地の農家を管理ヘルパーとして雇っている。利用者にとっては、栽培状況をいつでも確認でき安心であるし、また、管理ヘルパーとなることで、貧困な農家や女性の活躍を助ける社会貢献にもつながるため、今後も広がりをみせていくだろう。

アグリカルチャー1