アイスクリームやかき氷、タルトなど
様々な種類の超糖オクスススイーツが登場
韓国ではハルメニアルブーム(おばあちゃんのファッションや食べ物が好きなミレニアル世代)が続く中、おばあちゃんの味として代表的な食べ物である「とうもろこし」を使ったお菓子やデザートが人気となっている。材料として使われているのは韓国で「超糖オクスス」と呼ばれるスーパースイートコーンで、「Baskin-Robbins」では、超糖オクススを使ったアイスクリームやアイスケーキなどを発売。2022年8月に発売された「超糖オクススブラスト」(5,400ウォン/約540円)は、超糖オクスススムージーの上にとうもろこし型のアイスを乗せたメニューで、とうもろこしの濃厚で豊かな味わいを楽しむことができる。
人気カフェ「PaulBassett」では2022年6月に、超糖オクススを使用した「超糖オクススアイスクリームラテ」(7,500ウォン/約750円)を新発売。コーヒーにとうもろこしの甘さと風味が加わり、新しい美味しさを体験できる。そのほかにも「とうもろこしピンス(かき氷)」「とうもろこしタルト」など様々な種類のデザートが登場しており、2022年夏から秋シーズンのトレンドとなっている。
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超糖オクススはMZ世代から中高年まで
幅広い世代から支持される美味しさ
もともと韓国で食べられていたとうもろこしは、日本とは種類が違う「もちとうもろこし」と呼ばれるもので、茹で立てはモチモチした食感があるが甘さは少なく、時間が経つと硬くなって食べられなくなってしまうものだった。しかし、2年ほど前から超糖オクススが市場に出回るようになると、これまで食べたことがない「甘いとうもろこし」に人気が集中。スーパーやネットスーパーで売り切れが相次いだ。この人気を受け、菓子メーカーやカフェでも超糖オクススを使ったお菓子やデザートを次々に発売。すでに流行していたハルメニアルブームと相まって、MZ世代には「新しい味」、中高年世代には「懐かしい味」が楽しめると大人気となった。