空中で食べるフルコースや
プロジェクションマッピングディナーが人気
クアラルンプールのシンボルであるペトロナスツインタワーやKLタワーを一望しながら、豪華フルコースを空中で食べるディナーや、音楽と映像が合体された非日常的な空間でのディナーなど、ユニークな高級ダイニングに人気が集まっている。ブキットビンタンにある「whimsy」は、プロジェクションマッピングに囲まれた空間でディナーができると話題だ。食事プランはGoldJourneyが399マレーシア・リンギット(約10,400円)、PlatinumJourneryが599マレーシア・リンギット(約15,600円)の2種類で、満天の星空の中、鳥の巣の中、そして海底シーンなどさまざまなシチュエーションで、ミシュランシェフの食事が楽しめる。
インスタ映えする場所で
ユニークな体験をすることがステータス
若い世代のカップルや友達同士での食事は、インスタ映えする場所でというニーズが非常に高い。新しいものが好きで、かつ収入に余裕のあるシングルが増えているため、味は確かであることは必須条件だ。その上で、他にはない、ユニークなコンセプトまたは体験型のダイニングが注目されているのだと思われる。都会の生活の中で、非日常を体験しながら食事をし、それをSNSでアップすることが若者たちのステータスなのだ。
