美容・健康

メンズコスメ市場が急成長/美に高い関心を持つ韓国のZ世代

韓国
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スキンケアからカラーメイクアップへ
メンズメイクアップ製品の売り上げが急増

スキンケア商品が中心だった男性ビューティー市場が、メイクアップ製品中心に再編されつつある。2018年韓国国内メンズコスメの市場規模は、1兆2800億ウォン(約1,186億円)。その中でメイクアップ商品の売上が急成長している。H&Bストアの「オリーブヤング」では、前年に比べ男性のカラーメイクアップ商品の売上が76%増加した。中でもリップケア商品が前年比約21倍と急増。そのほか、クッション、BB・CCクリームなどベースメイク商品43%増、アイメイク44%増となった。ロッテ百貨店では、男性VIP顧客の購入商品ランキングの2位が化粧品になった。
このような時代の流れに合わせ、国内中小企業から大企業まで男性専用のカラーコスメを次々と打ち出している。業界1位の「AMORE PACIFIC」では、創業から74年ぶりに、10代~20代前半のZ世代をターゲットにしたメンズメイクブランド「Be READY」をローンチ。Z世代は10代半ばで3割がメイクをはじめるという、メンズメイクに抵抗のない世代だ。今までメイクは、美に高い関心を抱き自分に惜しみなく投資する男子たちに限られていたが、今では一般男性にも浸透し、市場の拡大につながっている。

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メイクは自分に自信を持つための手段
男性のメイクへの認識に変化

メンズメイクが流行する背景には、ファッションに関心を持つ男性の増加と、女性や男性を区別せずに、個人の趣向を強調するジェンダーニュートラルのトレンド合致がある。メイクアップも徐々に男性に自然に受け入れられはじめ、この2年ほどで男性消費者がビューティー業界で新しい活力を注いでいる。このようなトレンドにあわせ、業界では男性向けのサービスと商品を続々出し、ブランドのモデルに人気の若手男優やK-POPアイドルを起用。「メイクする男」のイメージを積極的にアピールし、カラーメイクにおいて男女の性域をなくそうとする動きもある。
You tubeなどでも男性ビューティークリエーターたちが活躍。男性コスメレビュー、シチュエーションに合わせたコスメなど男性向けの各種ビューティーコンテンツも増加している。ユーザーはスキンケアビギナーからカバーメイクにも関心のある人までさまざま。男性にとってもメイクは美しくなり、自分に自信を持つための手段として認識されつつある。

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