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高齢者が食べ続けられるチョコレート! 台湾生まれのTree to Bar「黑方巧克力」

台湾
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カカオ本来の栄養素を閉じ込めた
高齢者に向けたチョコレート

世界で注目されるチョコレートブランドの台頭や、アフターコロナの旅行客を見据えていることから、台湾では台湾産チョコレートの機運が高まっている。そんな台湾産チョコレートのなかに高齢者をターゲットにしたユニークなブランドがある。「黑方巧克力 (HEY FUN CHOCOLATE/ヘイファンチョコレート)」は、2016年に誕生した現代に暮らす高齢者のためのチョコレートブランドだ。カカオが持つ本来の栄養素をそのままチョコレートに閉じ込め、余分な工程や成分調整は一切加えず、自然のカカオを最もシンプルな方法でチョコレートにすることにこだわっている。また、Tree to Barの精神に基づき、カカオの植樹からチョコレートになるまで、すべての工程を台湾南部の屏東県で行っている。

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おばあさんの願いに
一家が奮闘

黑方巧克力は、家族4世代で運営しているが、もともとは皆チョコレート製造に関して全く知識がなかった。それにもかかわらずチョコレートを開発することになった背景には、一家の80歳になるおばあさんが、「カカオの木を植えたい」と言い出したことにある。おばあさんは、心臓に良いとのことで医者からチョコレートを勧められ、食べていたが、市販のチョコレートを食べ続けることが成分的に体の負担となり、自分が食べ続けられるチョコレートをつくれないだろうかと思ったのだそうだ。一家は、おばあさんの希望を叶えようと、カカオの植樹やチョコレート製造を学び始めた。台湾大学の教授の授業を聴講し、Tree to Barを成功させている農園にカカオ豆の発酵方法を学びに行くなど、家族総出で東奔西走し、黑方巧克力が誕生した。

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