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台湾の香りをまとうことができる!?台湾らしさを表現したニッチフレグランスが話題

台湾
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香りや原料など台湾らしさを表現した
台湾製の特徴的な香水が話題

台湾では自然由来の香料などを使い、台湾の香りを主題とした台湾製の香水が話題となっている。「P.Seven」では、台湾茶の香りのキンセン茶香水をはじめ、東方美人茶や凍頂烏龍茶の香りがするものなど、お茶の香りの香水を販売(3,850元(日本円約17,325円) 66ml)。台湾の文化、土地を香りで表現したいと開発している。大手外食チェーン「王品」グループの「青花椒」鍋が人気のレストラン「青花驕」とコラボし、「青花椒」入りの香水(非売品)がレストラン入り口に置かれている。体についた香りを消すのに効果があるというさわやかな香り。

Huean Ri Fen」は、台湾の香りの一つ「馬告」を主軸とした香水を販売。「馬告」とは、台湾の原生植物で、原住民の生活に深く根付いているスパイス。馬告香水は30ml入りで台湾元1480元(日本円約6,660円)。

美しいマジョリカタイルのパッケージが目を引く練り香水「香磚 Perfume Tiles」は、ロータス、牡丹の花など台湾らしい香りでお土産としても人気がある。小さな缶に入ったかわいらしい練り香水は、台湾元380元(1,710円)。どのブランドも自然の原料にこだわっており、人工的な香りがしないのが特徴。

他人と香りが被らないニッチフレグランス
自分らしさを表現できるポイントが注目

台湾では数年前から他人と香りがかぶらない「小衆香水(ニッチフレグランス)」が注目され、コロナ禍による購買意欲の増加により、海外から様々なブランドのニッチフレグランスが台湾に入って来るようになった。この中で、台湾独自のニッチフレグランスも注目されるようになってきた。「P.Seven」は2012年創業以降キンセン茶香水など、お茶の香水を生み出してきたが、2022年に国際的なフレグランスアワードを受賞したことから、脚光を浴びるようになった。台湾では、特にマスク着用の義務がなくなってから、自分を表現するための一つの手段として香水を利用する人が増加しているため、2023年には更に香水がブームが訪れると予測されている。