食・飲料

飲料メーカー「愛之味」のオーツミルク飲料が健康志向の台湾人の間でヒット/拡大する植物性ミルク市場

台湾
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オーツミルク飲料の人気商品が話題
人気カフェチェーン店からも続々と登場

台湾の飲料メーカー「愛之味(アイズウェイ)」が展開するオーツミルク飲料がヒットしている。コラーゲンや葉酸を配合したタイプや、ギャバやセサミンを配合した安眠効果を狙ったオーツミルクなど、それぞれの健康効果を訴求し、現時点で9種類を展開している。特に「純濃燕麥(瑪卡鋅能量)」(純濃オーツミルク・マカ・亜鉛エナジー)が2024年のヒット商品として注目を集めている。この商品にはマカが600mg含まれており、1本で手軽にエネルギー補給ができるため、特に働き盛りのサラリーマンに支持されている。愛之味のオーツミルク飲料は、1本約30元(約140円)程度でコンビニやスーパーで手軽に購入できることから、健康志向の台湾人に人気となっている。台湾のカフェチェーンも次々にオーツミルクを使ったドリンクを提供し始めており、カフェチェーン「85度C」では「生椰厚拿鐵(生ココナッツラテ)」を109元(約480円)で販売。イタリア産のコーヒー豆と濃厚なココナッツの風味が楽しめると人気を集め、1日平均500杯を売り上げた。また、人気カフェチェーン「cama café」では「經典燕麥拿鐵(クラシックオートミールラテ)」にスウェーデン発のオーツミルクブランド「OATLY」のオーツミルクを使用しており、店舗の人気ドリンクになっている。

植物性ミルク市場が拡大する台湾
カフェメニューでの植物性ミルクが増加

台湾の動物性ミルク市場の成長率は2018年に5.89%でピークに達し、2019年には4.16%に低下、2021年にはわずか2.18%にとどまっている。一方、植物性ミルクの成長率は2019年に5.17%に達し、初めて動物性ミルクを上回った後も成長を続けている。台湾人の約70%が乳糖不耐症と言われており、コロナ以降の健康志向ブームも重なって、オーツミルクの売上が増加しているようだ。また、「愛之味」の機能性ドリンクは290mlと一度で飲み切れる適度なサイズで、忙しい若者たちに人気を集めている。その日の気分に合わせてコンビニで好きなタイプのオーツミルクを選び、朝食やランチのお供にする人も多い。さらに、台湾では長年カフェブームが続いており、カフェメニューに植物性ミルクが増えていることも、人気拡大の要因となっている。