食・飲料

茶筅で点てた味わいが人気の本格専門店「MTCH(Contemporary Matcha Bar)」

タイ
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抹茶専門カフェの増加とともに
自宅で手軽に飲める商品も定着

バンコクを中心に抹茶専門カフェが人気になっている。カウンターに茶碗と茶筅が置かれ、注文後に茶筅で抹茶を点ててくれるシステム。お茶の風味を味わうため、冷たい抹茶をストレートで飲むのがお勧めのメニューとなっている。「MTCH(Contemporary Matcha Bar)」は、日本の茶道を学んだ若手オーナーが2020年にバンコクにオープン。コロナ禍を経ても人気が高く、2021年末に第2号店をオープンした。アイス抹茶(MTCH Hard Brew/150THB、約550円)は濃い味わいでありながら、ほのかな抹茶の甘みも感じる。アイス抹茶ラテやフルーツテイストのアイス抹茶、スイーツも充実している。このほか、バンコクには多くの抹茶専門カフェがオープンし、店構えがシンプルでミニマル感や和風の趣がある雰囲気が人気。抹茶自体も入手しやすく種類も豊富になっており、自宅で抹茶ドリンクを作る人も出てきている。抹茶カフェ「Matchanoyu」では、抹茶パウダーのスティックを販売しており、自宅で簡単に抹茶ラテが楽しめるようになった。


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深い香りや味わいなどが楽しめる
こだわりのあるカフェが増加

緑茶には健康的なイメージがあり、ペットボトル入りの甘い緑茶やカフェのグリーンティードリンクは、以前から一般的な飲料として浸透している。ここ最近は、お茶のより深い香りや味わいを提供する「抹茶スペシャルティカフェ」が注目されており、抹茶にこだわりながらも若者にあったテイストにアレンジしたカフェが増え定着している。トレンドの先駆けになったのは、 2016年にオープンした「Peace Oriental Teahouse」。2022年4月現在では、バンコクに6店舗を展開している。タイ人はMatcha(抹茶)とグリーンティー(緑茶)の違いや、緑茶には産地や銘柄があることを知っている人も多い。ストレートで飲むよりも、ラテやフルーツテイストのアイス抹茶を好む人が多い模様。

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