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シンガポールのナイトライフトレンド/静寂の中で音楽や雰囲気を楽しむ「サイレント・ディスコ」が好評

シンガポール
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月に1度の開催で毎回チケットは売り切れ
静寂に包まれている中、音楽を楽しめる

マリーナベイ・サンズの地上56階に位置するスカイパーク展望デッキ(インフィニティ・プールやBarがある屋上エリア)で、毎月1回土曜日に開催される「サイレント・ディスコ」がシンガポールのローカルの間で人気を集めている。開催の4週前から先着100名でチケットの販売を行っているが、毎回ソールドアウトとなっている(早割:38シンガポールドル、約4,395円/当日券:50シンガポールドル、約5,783円)。オンラインでチケットを購入したゲストはエレベーターで屋上に向かい、入口でスイッチ付きのヘッドフォンを受け取る。スイッチを切り替えると、ライトが赤・青・緑に変化し、3人のDJ(ハウス、R&Bなど)の中から好きな音楽を選ぶことができる仕組みだ。バーカウンターでドリンクを購入し、星空の下で好みの曲を聴きながら音楽に身を委ねるゲストたちで賑わう一方、会場は静寂に包まれているという独特な雰囲気のイベントとなっている。

規制が厳しいシンガポールならではの
ナイトライフの過ごし方として人気

マリーナベイ・サンズの広報によると、「サイレント・ディスコは近隣への配慮から生まれたイベントです。騒音被害を防ぎつつ、オープンエアの開放感の中で音楽を楽しんでいただけるため、とても好評です」とのこと。人気の理由のひとつには、シンガポールにはオープンエアのクラブが少ないことが挙げられる。中心地から離れたセントーサ島では頻繁にビーチやプールサイドでクラブイベントが開催されているものの、アクセスの面で不便さを感じる人も多い。さらに、シンガポールでは10時以降のコンビニ等でのアルコール販売が禁止されているほか、Barも10時に閉店する店舗が多いなど、飲酒に関する規制が厳しい。このサイレント・ディスコでは、夜10時から深夜2時までアルコールが提供される点も魅力のひとつだ。規則が厳しいシンガポールでは、人々が行儀良く楽しむ文化が根付いており、サイレント・ディスコはそのようなシンガポールの特徴にぴったりとマッチしたイベントといえる。