エコロジー

バンコク発、落ち葉を再生利用した「THAMON」のヴィーガンレザーバッグに注目

タイ
レザー
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環境に優しく実用的
落ち葉から生まれたリーフレザー

2020年にアディダスが「STAN SMITH VEGAN」を発表するなど、近年ファッション業界から注目を集めているヴィーガンレザー。タイにはいち早くヴィーガンレザーに着目していた人気ブランドがある。
THAMON」は、ロンドンに留学をしていたタイ人のデザイナーが2014年に始めたブランドだ。森林の落ち葉を環境に優しいポリマーで加工し、ヴィーガンレザーとして再生させ、バッグやアクセサリーを作っている。原料となる落ち葉は、タイ北部地域の住民が集めたものだけを使用し、手作業で染色。熟練の職人によるハンドメイドで制作をしている。無限の形やパターンのある有機的なマテリアルである「葉っぱ」を再利用し、耐水性も高めたリーフレザーは環境に優しく、実用性にも優れている。
サステナブルファッションの原料には、ペットボトル由来の繊維が使われることが多いが、THAMONのアイテムは「プラントベース」という点でも注目を集めている。ファッション性においても、イギリスのラグジュアリーライフマガジン誌「TATLER」にバッグが掲載されるなど、タイ発のサステナブルデザインブランドの中で抜きん出ているといえるであろう。ブランド設立当初から展開しているバックパック(4,329THB/約14,205円)は、機能的かつフェミニンなデザインが人気となり、ロングセールスを続けている。

大小問わずサステナブル関連店舗の
新規オープンが相次ぐ

2020年からタイ小売業協会に加盟する2万4500店舗で、レジ袋の無償提供を廃止するなど、脱プラスチックへ大きく踏み出したタイ。その流れを受けて、大手百貨店から個人店まで規模を問わず、サステナブル関連店舗の新規オープンが相次いでいる。
バンコク・サイアムエリアのショッピングセンター「サイアムディスカバリー」に、2020年8月にオープンした「ECOTOPIA」は、タイ最大級のサステナブルデザインショップで、常時国内外300以上のエコブランドを取り扱い、若年層にサステナブルデザインの認知を大きく広げている。
Instagram中心の集客で、若い女性の支持を集める無店舗型D2Cブランドの中にも、環境に配慮したサステナブルファッションに特化したブランドが増えている。2021年8月には、タイの情報誌「BK」でヴィーガンファッションの特集が組まれた。