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外出制限の反動から路上カフェがホーチミンで再注目!映える人気メニューも数多く登場

ベトナム
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屋外フードコート気分が味わえる、
路上カフェがホーチミンの若者の間でブーム

ベトナム・ホーチミンでは、小規模のカフェや屋台が路上にスペースを確保し、プラスチックの椅子を並べただけのポップアップの路上カフェが若者の間でブームになっている。ホーチミンの大通りに面したカフェ「3T」は、日が暮れてくると店の前の歩道の客席に多くの若者が集う。路上カフェでは、コーヒーやジュースなどを、30,000〜60,000ドン(約168円〜337円)とお手頃な価格で提供しており、「持ち込み可」なことも大きな魅力となっている。カフェの客を目当てに、ライスペーパーせんべい、ヒマワリの種などの人気スナックを20,000ドン前後(約112円)の安価で販売する行商人が絶え間なく訪れる。

また、カフェだけでなく屋台に装飾を施した「ストリート・バー」が登場し注目を集めている。ホーチミン市3区の路上バー「Eck」では、街の喧騒をBGMに楽しめるビールカクテル(80,000ドン、約449円)が人気。路上カフェは各店で、フルーツやゼリーをふんだんに使った「映える」目新しいドリンクメニューや屋台をLEDでデコレーションするなどで差別化を図っている。屋外フードコート的なエンタメ感と道ゆくバイクや人を眺め、街を体感できる飲食スポットとして再注目されている。

外出制限の反動から路上カフェの利用者増
バラエティー豊富なメニューも人気の一因

路上でコーヒーを飲んだり夕涼みする文化が浸透しているベトナムでは、路上カフェはお金に余裕のない高校生や大学生などの溜まり場となっていた。コロナで外出を制限されていたことや、屋内での感染対策を窮屈と感じていた反動からか、路上カフェの魅力が改めて見直され、大人気となっている。従来の路上カフェは、コーヒーや既製品のドリンク、フルーツジュースなどのシンプルなメニューの提供に留まっていたが、コロナ禍以降のスタイリッシュな路上カフェは、カクテルや見栄えの華やかなドリンクなど、バラエティに富んだメニュー展開をしているのが特徴。週末の夜や、独立記念日などイベント日の夜は、特に賑わいをみせている。

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