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ベトナム初の自動車メーカー「VinFast」の電動バイクがベトナム人の移動手段として普及段階に

ベトナム
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デザイン性が高く、幅広い価格帯の電動バイク
ユーザーサポートも手厚く、優遇サービスも多数

ベトナム初の自動車メーカー「VinFast」の電動バイクとスクーターが、市民の足として普及している。電動バイクは学生や女性が使うもの、スピードやパワーが従来のバイクよりも弱いという意識が強い中、そんなマイナスイメージを払拭し人気となった。「VinFast」の電動バイクは、デザイン性が高くカラー展開も豊富で、選択肢が多いのが特徴。価格帯を3段階に分け、予算やニーズに応じた商品ラインナップがある。現在、最高クラスの「THEON」を筆頭に、中級クラスの「VENTO」、女性や学生にも人気の「Evo」など3クラス14種類を展開し、価格帯は1台1,500万ドン(約8.4万円)~7,000万ドン(約39万円)と幅広い。ユーザーサポートも手厚く、国内各地にあるグループ企業が運営するショッピングセンターなどの施設では、駐輪場代が一定時間無料になる。優遇サービスや付帯の特典が多いことも、選ばれている理由になっている。

試乗会や不動産購入の特典として進呈するなど
「Vingroup」の強みを生かしたマーケテイング

「VinFast」は、不動産や小売業など幅広い事業を展開するコングロマリット企業「Vingroup」を母体としている。全国に有する商業施設や高級アパートなどでの試乗会、不動産購入の特典としてバイクを進呈するなど、積極的なマーケティングを行って急拡大している。さらに同グループでは、2021年に環境に配慮した電気自動車や電動バスの運行をスタートし、郊外に展開するスマートシティと連動させたエコロジー事業に注力。2022年には電動バイクの新商品として「Clara S」モデルを発売。企業イメージのアップと、商機の拡大のいずれについても、電動バイク事業が重要な役割を果たしている。